2019年11月23日

 11月の大楠山トレッキング

今朝は雲が広がっていて富士山も見えません。
肌寒い朝です。


DSCN8858.JPG

いつまでも夏が抜けきらないような陽気が続いていたので
大楠山の秋のようすは いかがなものでしょう?

秋らしい紅葉を期待して出かけました。



今日の大楠山トレッキングは参加者が13名です。

立ち寄った芦名堰は、人の影もなく寒々した感じでした。


芦名堰1.JPG


堰を囲う山を見上げると 色づいた葉の樹木が見えました。


堰の紅葉.JPG

ヤマハゼですね。
小さい房のようなハゼの実をいっぱいつけています。


登山道に入り しばらく進むと 真っ赤な葉が目を引きました。

コマユミ.JPG
(コマユミ)

枝全体の葉が紅葉していて とても綺麗です。

紅葉の美しさで知られるニシキギの仲間とのことですから
見事な紅葉を見せてくれるわけだ。



枝のところどころが赤くなっている木もありました。

これは5月頃に白い花をいっぱいつけていたマルバウツギ?

マルバウツギ.JPG
(マルバウツギ)
5月マルバ.jpg
(5月のトレッキングで撮影)

5月のトレッキングで撮った写真で確認してみました。
確かに同じ葉です!



谷側の茂みに伸びる山ハゼの葉が赤くなっていました。

やまはぜ.JPG
(ヤマハゼ)

去年に比べると葉の数が少なくて紅葉もあまり見栄えがしません。

恐らく 立て続けに到来した強風台風で
紅葉前にほとんどの葉が落ちてしまったのでしょう。



登山道の両側の 様々な樹木が秋らしい色になっていました。

黄葉.JPG



台風直撃の被害を受けて 大楠山の木々は枯れたり倒れたり・・。
大変な被害だったことを物語っています。


「あそこの枝が・・・」
「あ・・危ない!」


あそこが・・).JPG


手の届く高さの枝は 払ったりどかしたりしましたが
私たちのできることはほんのちょっと・・・。


倒木2.JPG

とうぼく1.jpg



ここにも真っ赤な葉を見つけました。

何の木が紅葉しているのかと思ったら
枝に絡まったツタでした。

ナツヅタ(ブドウ科).JPG
(ナツヅタ)

「キヅタ」っていうのかと思ったらエナガさん曰く
「これは『ナツヅタ』。キヅタは総称じゃないかな・・」だって。

それでは『フユヅタ』なんてのがあるんかい・・と思って調べましたら

ありました!

「フユヅタ」はウコギ科で常緑。紅葉しないとのこと。
そういえば木に絡まったツタで 冬でも緑色のがあるな。

ちなみに「ナツヅタ」はブドウ科だそうです。
だから紅葉するんだ。

ブドウ科.JPG

形がブドウの葉に似ています。



歩きながら上を見上げると ハゼノキの赤い色と まだ色づかない緑の葉が 
ブルーの空を背景に美しいコントラストを描いていました。

やまはぜ2.JPG




足許の茂みに 誰かが「コウヤボウキ」を見つけました。

コウヤボウキ1.JPG
(コウヤボウキ)

名前の由来は 高野山で この茎を束ねて箒にしていたからだそうです。

大昔からこの枝は箒の材料に使われていたらしく
正倉院のお宝の箒(?)の『子日目利箒(ねのひのめとぎのほうき)』も
これが材料ですって!

kodaihouki.jpeg
(ネットから借用)


正倉院の宝物に『箒』があるとは知りませんでした。



途中のマテバシイの林のところに来ました。

林の樹木はすっかり枯れて 現在は大変日当たりがよく明るくなっています。

枯れた林.JPG



枯れた落ち葉の間に「アキザキヤツシロラン」の花がらが確認できました。

2.JPG

うっかり踏んでしまいそうな小さな花の名残です。

アキザキヤツシロラン.JPG



登山道から見る秋谷方面の景色は 秋の色になってました。

展望.JPG


冬支度で枯れている樹木のなかに すっかり枯れ果てた
「ナラ枯れ」被害の樹木も多く確認できました。

展望2.JPG




冬でも暖かい大楠山は樹木が冬支度をしていても
いつまでも青々としている草が茂っています。

カラムシも花は終わりましたが まだみずみずしくて
元気そうです。

カラムシ.JPG
(カラムシ)


ハダカホウズキは 丸いクリクリした実をぶら下げていました。

ハダカホウズキ.JPG
(ハダカホウズキ)

実が赤くなるのはまだまだ先のようです。




道に真っ赤な葉が落ちていました。

エナガさんが「テイカカズラの葉ね」と教えてくれました。

テイカカズラ.JPG

「どこかに実がありそうだけど・・・」と言っています。

そして誰かが発見!

テイカズラの実は 面白い形をしていて とても綺麗です。

teika2.JPG

ふわふわした羽根で 種は風に飛んで運ばれていく仕組みです。

netから1.jpg
(枯れる前のようす:ネットから借用)


植物たちは種を運ぶ方法をあの手この手で頑張っているわけで・・・

kosendan.JPG

このコセンダングサは誰かにくっついて運んでもらおうというもの。



小さなピンクの花を見つけました。

kitunenomago.JPG
(キツネノマゴ)


真っ赤なカラスウリも見つけました。

karasuuri.JPG




オオハナワラビも ただいま盛んに胞子を撒き散らしているところです。

誰かがちょっと揺すったら 白い胞子がフワァ〜〜っと広がりました。

hanawarabi 1.JPG

hanawarabi 2.JPG
(オオハナワラビ)

ヤマノイモの黄色の葉っぱも鮮やかだし
キンミズヒキの紅色もひときわ目を引く色です。

yamanoimo .JPG
(ヤマノイモ)

金水引.JPG
(キンミズヒキ)



山頂の雨量計の門の近くに 嬉しいかな私の好きな 
赤いトウモロコシみたいなウラシマソウの実が 
ニョキニョキと残っていました。

ウラシマソウ.JPG

山頂の雨量計のところで昼食お弁当を広げました。


前田川への道は 昨晩降った雨の影響で滑りやすいかもしれないということで
来た道を戻り 芦名方面に下りました。

帰りの登山道で 青いツユクサがまだ咲き残っているのを見つけました。

ツユクサ.JPG

行きの道では 赤い葉や赤い実ばかりを気にしていて
この青いツユクサには気づきませんでした。



芦名堰では 朝には見かけなかったコガモが群で泳いでいました。


コガモ.JPG
(奥にいるのが♂ 手前が♀)


カモの姿を見ると やっぱりもう晩秋なんだな・・・と思わされます。

さて来月は何を見ることができるでしょう。

いろいろな紅葉を見つけた11月のトレッキングでした。


かわせみ.jpg




posted by kogera at 20:19| Comment(0) | 大楠山トレッキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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