前田川に外来種を確認しに来て出会った時に
芦名堰の作業に また参加したい との申し出を受けたのです。
前回の作業のときに 水中の外来種と水質チェックをした班の人たちは
「駆除」の作業をしなかったから 全員で「駆除の作業」をしたいという申し出でした。
それはありがたい・・ということで 次の作業の日に来てもらうことにしました。
前回は7月の暑い夏の日でしたが 今回の作業日は9月12日です。
堰にはジュズダマや彼岸花が見られ もう 気の早い秋が訪れていました。
子どもたちが直接できる「駆除作業」というと
『外来植物の駆除』になるので
みんなでトキワツユクサとツルニチニチソウの駆除をおこなうことにしました。

長雨のあとの芦名堰は 場所によってはぬかるんで足を取られる状態でした。
子どもたちはそんな中を 草をかき分け トキワツユクサを見分けて
せっせと取っていきました。
全員で駆除した量は ビニール袋に20袋以上になりました。
この袋は いつものように市役所に袋の数を連絡して
取りに来てもらいます。
芦名堰の中も 登山道の入り口の土手も
いつもはなかなかはかどらなかったトキワツユクサの駆除ですが
この日はすごい速さで 相当の面積の駆除ができ
子どもたちのパワーに 驚かされました。

ぜひまた いっしょに作業をして欲しいと思いました。
理想的なビオトープに仕上げて 早く良い学習の場にしたい・・
でも なかなか出来上がらない・・・と思っていましたが
いつの間にか 子どもたちはここを学習の場にしていて
いっしょに環境づくりをする場所になっていたようですね。
こうやって いっしょに作業することが大きな体験になり
それこそが本当の学習につながっていくんだな と思いました。
来年も再来年も・・・子どもたちがやって来ることを期待しています。
